こんにちは。
TOEICトレーナーの亀本梨絵です。

今日は
TOEICテスト中の『時間配分』についてお話しします。

▼動画で見たい方は、こちら

どのPartに、何分かければいいのか。

これは
理想的なものが、確かにあるんです。

時間内に解くためには
Part5を何分。
Part 6を何分で解きましょう

て、いうのがあるのですが

ただ
これを意識し過ぎてしまうと
焦ってしまって、考えられなくなってしまう。

時間ばかりが気になってしまって
解けるはずの問題も
解けなくなってしまう人がいるんですね。

どのぐらいの時間を
どのPartに時間かけていいのかっていうのは

今のスコアや、今の英語力によって
変わってきます。

なので

今日は
『今のスコア』や『目標スコア』によっての
『理想的な時間配分』について
お伝えしたいと思います。

 

時間は、足りない人が多いです。

800点後半とか900前半の人でも
時間足りなかったって人に
会ったことがあります。

だから
『時間内に解く』っていうのは
すごく難しいし

逆に

時間足りなくても
900点代を取ってる人もいるので
そこまで、気にしなくても大丈夫です。

『時間が足りなくて当たり前』
くらいでも大丈夫。

じゃぁ
『何を気にするのか』っていうと

『時間内に、わかる問題をどれだけ見つけて
どれだけ正確に解けるか』

これが、大事になってくるんです。

 

では実際に
Partごとに、目安となる時間配分を見ていきます。

まず Part5。
文法、語彙問題ですね。

時間内に解こうと思ったら
Part 5は10分。

10分で解くのが理想です。

30問あるので
1問あたり20秒の計算です。

この時間配分を
本番だけ気にしようとする人がいるんですけど

そうじゃなくて

『普段から、時間を決めて解く』
ていう癖を、つけるのが大事なんです。

例えば
10問解こうと思ったら、20秒×10で解く。

問題によっては
『すぐに解ける問題』と『時間がかかる問題』

それぞれあると思うのですが

トータルで、時間が合っていれば大丈夫です。

10問あたり20秒×10。
200秒ですね。

200秒以内に、10問解けばOKです。

ただ
初心者が、Part 5を10分で解こうとすると
逆に、不正解が増えてしまいます。

焦ってしまって
分かるはずの問題が分かんなくなってしまったり

時間ばっかり気になって
『勘で解く』みたいになってしまうんですね。

初心者の人は
Part5が得点源になります。

TOEICは
難しい問題を正解したら得点が高い
ていうわけではなくて、『正解数』なんです。

初心者が取りやすいのは
Part7とかの読解問題ではなくて

Part 5の文法問題、語彙問題の方が
簡単に解けるはずなんです。

得点取りやすいはずです。

だから
Part5に時間かけてOKです。

ただ
無制限に時間かけていいってわけではなくて

1問あたり30秒から40秒くらいが
目安になります。

30問あるので
15分から20分ぐらいが目安になります。

この時間内で
解き終わるように意識して解きます。

そこまで時間が短いわけではないので
ちょっと心に余裕が生まれるかな、と思います。

 

次にPart6です。

短めの長文の中に
4つの空欄がある問題ですね。

TOEICリーディングを
時間内に解こうと思ったら
Part 6は、1文書あたり2分です。

4つ文書があるので
合計で8分ですね。

Part6は、8分以内に解く。

こうすると
時間内に解ける計算になります。

でも
初心者の方。
600点未満の人は

焦ってしまうと
やっぱり、長文が読めなくなってしまうんです。

『読んでるんだけど、頭に入ってこない』
という状態になってしまうんですね。

なので
ちょっと多めに時間かけて大丈夫です。

1文章あたり2分半。

1文章あたり2分半を意識します。

Part6は、4文書あるので
10分ですね。

Part6は
10分以内で解けるように意識します。

 

では最後にPart7。
長文読解問題ですね。

時間内に解くためには
1設問あたり1分の計算になります。

なので
2つ設問のある文章であれば2分。

5つ設問のある文書であれば
5分以内に解くことを目指します。

Part 5を10分。
Part6を8分で解けていれば

57分余ってるはずなんです。

Part7が54問なので
1分ずつかければ54分で終わるんですね。

なので
57分残っているから
時間内に解けるっていう計算になります。

もっと英語力が上がってくると
時間が余るようになってきます。

ここまでくれば
あまり時間配分を気にせずに解けるのですが
そこまでまだ至っていない人は
この時間配分を目安に頑張ってください。

 

そして初心者の人。

Part7に移る時には
もう50分も時間が残ってないと思います。

なので
全問を解くことは無理なんです。

全部解こうとするのは無理なんです。

じゃぁ、どうするかというと
『わかりそうな問題』
『解けそうな問題』を探して解くです。

Part7には
『難しい文章』も『簡単な文書』があります。

設問も
難しいものも簡単なものもあるので
簡単そうなものを選んで解きます。

時間足りないことは、わかってるので
分からない問題に
時間をかけたくないんですね。

なので
わからない問題や、迷う問題は
どんどん飛ばして
分かる問題を確実に解く。

これで点数を稼いでいきます。

 

今日は
TOEIC試験の時間配分についてお伝えしました。

時間が足りないことは気にしすぎず
頑張っていきましょう。

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