こんにちは。
TOEICトレーナーの亀本梨絵です。

今日は
TOEICの公式問題集の
有効な活用法についてお話しします。

▼動画で見たい方は、こちら

TOEIC 公式問題集とは?

TOEIC 公式問題集のメリット

TOEICの最新の傾向を反映

一般的に
「TOEIC 公式問題集」
と呼ばれている、この書籍。

なんなのか?というと。

TOEIC の模擬試験。
本番と同じ形式の模擬試験です。

TOEICの模試は
いろんな出版社が出していますが

公式問題集の特徴は

TOEICの運営団体である
「IIBC」が正式に
出しているTOEIC模試だということ。

なので


TOEIC本番の問題に近く
また、最新傾向を反映したものになっています。

リスニングのナレーターが、本番と同じ

そして、最大のメリットはこちら。

公式問題集のナレーターは
本番のTOEIC試験のナレーターと同じなんです。

英語は
話す人によって、訛りがあったり
特徴がありますよね。

だから
公式問題集を使えば
ナレーターたちの発音の特徴に
慣れておくことができるんです。

ここが、他の模試とは違う
最大のメリットです。

リーディングの朗読音声が付いてくる

私は普段から

「リーディングは
音声付きのものを使って勉強しましょう」

と、言っています。

間違った発音で覚えてしまうのは
危険だから。

そして
英文を、「速く」「正確に」読むための
朗読音声を使った
トレーニングも推奨しています。

でも、
リーディングの朗読音声のついた模試って
なかなか、ないんですよね。

公式問題集も以前は
リーディングの音声はありませんでした。

でも
公式問題集5から
リーディングの音声が付くことになったんです!

これは、嬉しい(^^)

現在(2020年9月)では
公式問題集6まで、出ているので

今のところ
公式問題集5と6が
リーディング音声付きになります。

公式問題集、どれを使う?


公式問題集は
たくさん出ているので


「どれを使っていいかわからない」


という、ご質問をいただくのですが

これは

最新版を使いましょう!

 

TOEICの傾向は
徐々に、変化していくのですが


最新のものだと
最新の傾向を反映しているので
最新版がいいです。

今、2020年9月では
”6”まで出ているので、
今であれば
6を買って解くのがオススメです。

なので、6を買って
6が終わったら5。終わったら4。

いうふうに、戻っていきます。

特に、5からは
リーディングの音声がついているので
オススメです。

TOEIC 公式問題集の活用法

公式問題集の活用法1:今の力を分析する

公式問題集には
2つの活用法があります。

まず1つ目は

『今の力を分析』する。

『今、何点とれるのか』

そして

『今、どの力が苦手なのか』

これを分析するために、模試を解きます。

 

私の生徒さんでも

『最近、TOEICテストを受けてない』


て、人や

『TOEIC試験を受けたことがない』

って、人には
まず、120分時間を測って
本番と同じように模試を解いていただきます。

『最近、試験受けたばかり』

て、人には

TOEICのスコアレポートの
アビリティメジャード(下の方にあるグラフの箇所)
を、見せてもらって
今の力を、分析するのですが

『TOEICテストを、受けたことない』
って人には
必ず、模試を解いてもらって分析しています。

 

TOEIC公式問題集の結果分析の仕方

どんなふうに分析するのか?

例を挙げると

例えば

Part5、Par 6の
『文法問題』や『
語彙問題』の
正解率が低いのであれば

『文法、単語』が苦手ってことですよね。

文法、単語が苦手な人は
まず、そこからやるのがオススメです。

というのも

『文法力と単語力』の低さが
全パートに、影響している可能性高いです。

全てのパートで
『文法、単語力の低さ』が足を引っ張ってるんですね。

なので

文法単語学習に集中して
不足を解消していく。

そうすることで
全Partのスコアが上がる可能性が高いです。

もう1つ例を出すと

例えばPart1、Part2の正解率が低い人。

Part1、Part2っていうのはリスニングで
1文ごとに文が流れる問題。

ここの正解率が低い人は
英語の”音の聞き取り”が苦手です。

音の聞き取りが苦手だから
聞き取り力を上げるトレーニング
を頑張りましょう。

挙げるとキリがないのですが
こんな感じで

『どの力苦手で、足を引っ張っているのか』

を分析して
そこを克服するための勉強をする。

そのために

最初に模試を解いて

自分は、どんな勉強をすべきなのか?

を分析する。

そして次に、目標設定です。

 

リーディングの力を分析しよう

模擬試験をするとき
気を付けて欲しいことがあります。

それは

必ず、時間を測ること。

リーディングは、75分。

75分経ったら
一旦解答をやめて、点数を出します。

そしてそのあと。

もう一度、リーディングだけ解きます。

1回目は
75分以内で解こうって意識して解く。

そして、2回目は、

時間を気にしない。

一応、時間を測って解くのですが
早く解こうって思わなくていいので
『正確に解こう』って思いながら解く。

なぜ、これをやるのか?というと

これをやることで

『時間をかければ解けるのか』

もしくは

『時間をかけても解けないのか』

が、わかります。

 

これによって対策の方法変わりますよね。

 

『時間をかければ解ける』のであれば

読むスピードが遅いということです。

なので

読むスピードを上げる。

速く正確に読める力を鍛えられれば
正解数が上がります。

 

逆に

2回目の
時間をかけて解いた時も
やっぱり正解率低いって場合は

文法力単語力が低かったり

読解力が弱かったりするはずです。

だから、そこを鍛える。

速く読もうとしなくていいから
そこをまず鍛えないといけない。

ここが弱いのに
速く読むことはできません。

 

TOEIC 公式問題集の月用法2:本番に向けて、仕上げる

トレーニングの結果を確かめる

私の生徒さんには
TOEICテスト本番の3週間くらい前に
もう1回模試を解いてもらいます。

このとき使うのは
前回解いたのと同じもの。

同じものを再模試します。

このときの目的は
本番に向けて仕上げること。

それまでは

苦手な力を鍛えるための問題集を使って
トレーニングしてきた。

だから、模試は解いてない状態です。
2カ月間、模試は解いてない。

だから、2カ月ぶりに模試を解いて
前回解いたときと、どう違うかな?

ちゃんとトレーニングした力が
上がっているかな?っていうのを
まずチェックするんです。

例えば、1回目の模試で
聞き取り力が苦手って分かった。

だから
聞き取り力を上げるトレーニングを頑張った。

じゃあ、2ヶ月後。


「その聞き取り力は上がったかな?」

っていうのを
チェックするっていうのが
1つ
目の役割です。

本番に向けての、時間配分

そして
その次がもっと大事なのですが

本番まで、あと3週間前なので
本番に向けて仕上げていかないといけないんです。

本番に向けて仕上げるとは?

まず1つ目は『時間配分』です。

リーディング75分で
なるべく多くの問題を解きたいですよね。

そしたら
Part 5と6に何分かけるのか

Part 7には、何分かけるのかっていうのを
自分なりにシミュレーションして
準備しておきます。

準備しておかないと
本番でいきなり時間配分ってできないので
自分なりに決めておく。

理想的な時間配分は
目標スコアによっても異なりますが
一般的には

Part5が10分。
Part6が8分から10分。

ここで20分ぐらいですよね。
Part5、6で20分。

あとの55分でPart7を解く。

ある程度、読むスピードがある人は
55分あれば、Part7全部、解き終わります。

この時間配分が、理想的なものですが

自分なりのものがあると思うので
練習の時点で
それを決めておくっていうのが大事です。

 

「わかる問題を探して解く」練習

次に鍛えてほしいのが
『問題の取捨選択』の力です。

これも
現在のスコアによって異なるのですが

TOEICは
いろんな英語力の人が、受けるので
難しい問題も、簡単な問題も
いろんな問題があります。

なので
自分が『解ける問題を選ん解く』っていうのが大事です。

これは
リスニングもリーディングも一緒です。

例えば

「リスニングで考え込んでいたら
次の音声が流れてきて、聞き逃してしまった」

って、よく聞くのですが
これ、もったいないですよね。

わからない問題や、迷う問題は

「自分のレベルよりも上の問題なんだ」

って、諦めて適当にマークする。

そして、次に集中する。

この切り替えが、大事です。

リーディングも一緒です。

「これ、自分のレベルを超えてるな」って思ったら

諦めて、分かる問題を探して解く。

特に、初心者の人ですね。
分からない問題が、多いはずです。

そのときに大事なのが
分かる問題を探して
分かる問題を確実に解くってことなんです。

これも

いきなり、本番でやるの難しいから
練習の時点、模試の時点で
この練習をしておい
てください。

 

「休憩の取り方」の練習

準備してほしいこと、3つ目が
『休憩の取り方』や『リラックスの仕方』です。

別の動画でも撮ったのですが

TOEICテスト中
『集中力が続かない』って人が
結構、
いらっしゃいます。

ここで大事なのが
『うまく休憩を取る』ということです。

例えば


リスニングのディレクションズが読まれる間は
休憩時間にして
首を回すとか、リラックスをする

など。

集中力を維持するには

こういうことが
実は大事なんのですが

これは、本番。
特に緊張しているので

休憩とかリラックスっていうの
忘れがちなんですね。

なので、家で解くときに、
この、休憩の練習もして慣れておきましょう。

 

ナレーターの発音に慣れる

リスニングのナレーター。

公式問題集のナレーターは
本番と一緒だって、話ししましたよね。

なので

ナレーターの中で
「聞き取りづらいナレーターは、いないかな」
っていうのを、チェックします。

「このナレーターの発音、聞き取りづらいな」
って思ったら

答えのページを開いてみてください。

そしたら
スクリプトの横に、国旗マークが書いてあります。

例えば
イギリス国旗が書いてあれば
イギリス人が話していて

「イギリス人の発音が苦手」ってことが分かったら

イギリス人が話しているもの。
イギリス国旗が書かれている箇所の音を

何度も何度も、繰り返し聴いてください。

どこかの国の発音が苦手
っていうのがある場合は

その国の発音を、繰り返し聞くことで
その国の発音の癖に、慣れることができます。

 

本番直前に再再模試

私の生徒さんには
本番の3週間前の模試のあと

上で書いた練習をしたり
本番に向けたシミュレーションをして

そして、その後

本番の、1週間前から前日までの間に
もう1度、同じ模試を解いてもらってます。

その時は
確実に、目標スコアを超えるように
やってもらっています。

というわけで
TOEIC公式問題集の活用法について
お話ししました。