今回は、リスニング対策に効果的な、
ディクテーションについて。
ディクテーション、知ってる人も多いかな?
どうですか?
ディクテーション、好きですか?
私は・・・「No」 です!
だって、
時間かかるし、面倒くさい ( 一一)
ですが、
やっぱりとっても効果の高いトレーニングなので、
負荷を軽く、ディクテーションをやる方法も含めて、書きますね。
まずは、ディクテーションを
知らない方のために、
「ディクテーションってなに・・??」って話からしますね。
今までの記事で、
英語のリスニングを伸ばすには、
3つの能力が必要だというお話をしました。
3つとも、覚えていますか?
① 英語の発音とリズムを理解して、英語の音を聞き取れるようにする
(⇒英語の発音とリズムをマスターする)
② 聞き取った英語を、英語の語順で、その都度、意味を理解する
(⇒ 英語を英語の語順で理解する)
③ 理解した内容を、短期的に記憶する
(⇒ TOEIC リスニングと英会話に必要なもう1つの能力)
でした。
こちらの記事で紹介するディクテーションは、
① の英語の音を聞き取る力 と ③ の短期記憶力を鍛えるのに
効果的なんです。
じゃ、どうやるの??というと・・
1.英語の音声を1文 or 2文程度流す
2.聞き取った英文を、ノートなどに書き取る
3. 忘れてしまったり、聞き取れなかった箇所はもう一度聞いて、また書き取る
4.聞き取れるまで頑張って、何度も聞いて書き取る
5.スクリプトを見て答え合わせをする
6.なぜ聞き取れなかったのか?苦手な音や変化は何なのかを分析
こんな感じです。
このとき、大事なのが、
どうしても聞き取れない箇所は、
聞こえた通りに、カタカナで書いておくのです。
そうすると、あとで正しい英文を見たときに、
どうして聞き取れなかったのか?がわかります。
例えば、
英文を聞くと、どうしても
「ノッタットー」に聞こえる。
でも、「ノッタットー」なんて単語ないのにな~って
思いながら、カタカナで書いておきます。
そして、スクリプトを見ると・・
「Not at all.」だったとわかります。
これは、Not の t と all の a がくっついて、「tat」に。
そして、 at の t と all の a がくっついて、「atall」に。
だから、3語なんだけど、1語のようにくっついて発音されるんですね。
あと、最後の l は、ほとんど音が聞こえないため、
聞き逃してしまったってことがわかります。
なぜ聞き取れなかったのかがわかったら、
その部分を集中して発音練習します。
自分が発音できるようになれば、その音は、聞き取れます。
このように、なぜ聞き取れないのかや、
自分の苦手な発音や、音の変化がわかるので、
対策がしやすくなります。
ディクテーションをする際に、1つ注意して欲しいことがあります。
それは・・
1文流すなら、その1文を、全て聞きとって覚えようとしてくださいね。
たまに、文の最初の方だけ覚えて、書いて・・
また再生して、
さっき書き取った部分の次の数単語だけ覚えて書いて・・
ってする人がいるんです。
そうすると、上に書いた、③の短期記憶力を鍛えるってトレーニングが
できなくなってしまいます。
それに、そんな聞き方をしていたら、
実際の会話に対応できなくなってしまいます。
1文を最後まで1回で書き取るくらいの気持ちで聞いてくださいね。
話は戻って、
ディクテーションには、
他にもこんないいことがあります。
1.書き取るためには、正確に聞き取る必要があるので、
細部まで聞き取ろうと意識が集中する。
2.書き終わるまで覚えていないといけないので、
上記③の短期記憶力が鍛えられる
3. 書くことで、その英語表現や単語が記憶に残る
です。
ある有名な通訳者の方は、昔、好きな映画のセリフを
すべてディクテーションして勉強したそうです。
何度も止めたり早戻しをしたり、
かなりの期間をかけてされたみたいです。
これで、英語力が飛躍的に伸びた、書籍に書いていらっしゃいました。
確かに、効果は高いんです。
でもね、大変じゃないですか?
1,2文ごとに止めて、書いて、忘れちゃったから、
また同じとこを聞いて・・
「あれ?この単語 L だっけ? R だっけ?」とかね。
あと、最近は、文字を書くことも少なくなってきてるから、
書き取るのって面倒くさいですよね。
そこで、私がお勧めしているのが、
1.基本は、リピーティングする
何度聞いても、どうしてもわからないところだけ、
ディクテーションする
2.紙に書くのが面倒な人は、PC やスマホにタイプする
です。
リピーティングとは・・
1文英文を流して、その後に、
何も見ないでその英文を、声に出して繰り返すことです。
これは、聞き取れないとできないですよね。
たとえば、「ほとんど聞き取れたんだけど、
一部分だけわからなかった」ってときは、
まさにディクテーションの出番です!
その箇所だけ、もう一度英文を聞き、書き取る or タイプしてみます。
聞こえた通りカタカナで書いてもOKです。
これ、その部分だけ集中するので、頑張れば聞き取れたりするんですよ!
聞き取れたときは、感動しますよ~^^
わからない箇所だけだと、「何とか聞き取りたい」って気にもなるから、
意外と楽しく頑張れたりします。
ぜひ、やってみてくださいね^^
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