以前、私の友人で、
「海外に住まないと、英語はできるようにならないよね」
と言って、英語学習をあきらめている人がいました。
でも実は、
私の英会話学校のクラスにも、企業英語研修の生徒さんにも、
留学経験者が何人もいました。
留学経験がある人が、
3か月の短期留学しかしたことのない私に習っているのです。
これは、英語関係者であれば驚くこともない事実です。
「留学したら、英語ができるようになる」
とか
「海外に住まないと英語はマスターできない」
というのは大きな間違いです。
私以外にも、
日本で英語を身に着けた英語上級者はたくさんいます。
通訳者の中にも、海外在住経験なしの人は多くいます。
今は日本にいても、英語教材はたくさんあるし、
英語の音声や英文記事もいくらでも手に入ります。
正しい順番で、かつ正しい学習法で勉強すれば、
留学しなくても、英語をマスターすることができるんです。
留学は、いわば実践の場。
本場の英語を聞いて、自分でも英語をしゃべる場です。
もし、英語を聞く耳が備わってなかったら・・
英語をしゃべるための文法や単語の知識がなかったら・・
相手の言っていることが聞き取れなくてわからない。
言いたいことがあっても言えない・・
外国人と英語を話すのが苦痛になって、結局日本人でつるんでしまいます。
その結果は、目に見えていますよね。
私は、大学の夏休みに3週間ほど、シドニーに短期留学したことがあります。
語学学校では、私は一番レベルの高いクラスだったのですが、
同じクラスに、日本人は1人もいませんでした。
2番目のクラスにも日本人はいなくて、
下のクラスになるにつれて、日本人の数が増えていました。
そして、放課後は、日本人で固まって遊びに行っていました。
ま、私も一緒に遊びに行っていたんですけどね(苦笑)
でも私の場合、
幸いクラスメートは主に、英語が堪能なヨーロッパ人だったので、
英語でのコミュニケーションの機会は多くありました。
カナダに1年間留学していた私の友達も、
「ネイティブとお茶しても英語が聞き取れなくて困るから、
誘われても断っていた」と言っていました。
なんて、もったいない・・( ゚Д゚)
そんなわけで、留学を考えている人は、
留学する前には、しっかりと文法を身に付け、
リスニング力、スピーキング力をある程度つけてから
行ってくださいね。
逆に、留学しなくても、
スピーキング力を鍛える方法はあるし、
日本にいても外国人と話す機会を作ろうと思えばたくさん作れます。
アメリカのドラマやバラエティだって、
動画配信サービスや、ポッドキャストで手に入ります。
実は、ネイティブと実際に会話するよりも、
何度も早戻ししたり止めたりしながら、
ドラマなどの英語の動画を見たり、ポッドキャストを聴いたりしたほうが、
リスニング力もあがるし、ネイティブが使う自然な表現も学びやすいです。
だって、目の前のネイティブの英語が聞き取れないたびに聞き返していたら、
会話は進まないし面倒くさがられます。
たいていの人は、会話の流れから
「おそらくこんなことを言っているんだろう」
と予測して返答します。
英語音声であれば、何度で同じ個所を再生できるし、
英文スクリプトがあれば確認もできます。
また、会話中なのに、
知らない表現を使われるたびにメモるとか、なかなかできないですよね。
動画やポッドキャストであれば、自由です。
そんなわけで、
国内でも大丈夫!!
正しい順番と学習方法で、目標の英語力まで頑張りましょう ^^
そして、英語を話すだけの知識が身に付いてから、
留学でもオンライン英会話でも、
外国人と英語を話す機会をたくさん作って、
身に付けた知識をアウトプットする練習をしましょうね ^^
ちなみに、最近流行りのセブ島などでの、
マンツーマンレッスン英語漬け留学は、効果があるみたいです。
文法、発音、会話を毎日マンツーマンで教えてくれます。
私の友人は、セブ島留学中、
「英語漬けツライ!日本に帰りたい!!」
って、毎日のようにFacebook に投稿してましたけどね笑
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(基礎知識がないままの会話練習や留学って、効果ある??)
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