最近は、1歳児、2歳児から

英語を習っている子もいますよね。

 

今回は、

子供に英語を習わせるときに、

絶対に気を付けてほしいことを書きます。

 

絶対に注意して阻止して欲しいこと、

それは・・

 

子供が英語嫌いにならないように!

これだけは注意してくださいね。

一旦、英語嫌いになっちゃうと直すのが大変・・

英語アレルギーって大人、よくいますよね。

 

実は、小さいうちに英語を始めたことが、

英語嫌いの原因になることが、

あるのです。

 

以前に、

小学1年生の男の子の英語家庭教師を

担当したことがあります。

その子は、

2歳の時から

英会話学校に通っていたそうです。

 

「2歳から習わせているのだから、

他の子よりもできて当然」

と、お母さんは思われていたようです。

でも、実際は・・

「最近英語を習い始めた○○ちゃんの方が、

この子より英語ができるんです」

と、悩んでいらっしゃったり。

「昔は、100まで英語で数えられていたのに、

今は20から先が言えなくなっている」

と、嘆いていらっしゃいました。

 

英語は、早く始めた人の方が、

それだけ他の人よりもできるようになるか、

というと、

そうとも限りません。

これは、他の習い事やスポーツも同じですよね。

得意不得意や好き嫌いも、影響します。

 

そして、子供は、覚えるのは早いけれど

その分、忘れるのも早いのです。

この子が、

以前言えていた単語を

忘れてしまっているのも

不思議ではありません。

 

「他の子よりもできるはず」

という過剰な期待が、

子供のプレッシャーになってしまいます。

 

案の定、その男の子は、

「レッスンは楽しいけど、英語は嫌い」

と、英語を辞めてしまいました。

 

小さいうちから英語を始めることには、

メリットもあります。

小さいうちから英語の音を聞いていることで、

成長してからも、

「日本語にはない英語の音」を聞き取りやすくなります。

(英語の音と耳の関係について、

詳しくは、また別記事で触れますね。)

なので、

幼少期から、英語には触れさせてあげてほしいのです。

 

ただ、その時、

「子供が英語を楽しんでいるかどうか?」

このことを常に気を付けてみていてください。

 

私の友人で、超英語アレルギーの20代男性がいます。

「英語だけは、絶対にやらない!」

と言うので、理由を聞いてみると・・

 

小さいときに英会話学校に通っていたんだけど、

その先生が、

日本語が全く話せない外国人で、

何を言っているのかさっぱりわからない。

全く分からない言葉を聞き続けるのが、

とっても苦痛だったんだとか。

行きたくないって親に言えなくて、

我慢して通っていたのだそう。

彼は、

「この経験が英語嫌いの原因だ!」

と言っていました。

 

他の習い事は遊び感覚で習わせられるのに、

英語になると、勉強という要素が強くなって、

子供よりも親の方が真剣!

というケースをよくみかけます。

子供が習いたがっている、

とか、

子供が楽しんでいる、

という理由ではなく、

親が習わせたいから習わせている状態ですね。

 

もちろん、

子供が楽しんでいればいいのですが、

本当に子供が、英語やレッスンを楽しんでいるのか、

これは気を付けて観察して把握していてくださいね。

 

小学校に上がる前の子供は、

勉強はまだまだ、

遊びが楽しいし、遊びが大事な時期です。

 

子供が楽しいと思えること、

遊び感覚でできることをさせてあげてください。

 

「今、何個英単語が言えるのか?」

が大事なのではありません。

 

子供英会話で1番大事なことは、

「英語は楽しい!

と思ってもらうこと。

英語を好きになってもらうこと

です。

 

子供は、自分が好きなことなら、

親に言われなくても、

いや、むしろ、

親に禁止されても、隠れてでもやります。

 

英語が好きな子供に育てれば、

勝手に英語を勉強します。

 

子供の時に覚える単語数なんて、

いくら頑張ったって、

たかが知れています。

でも、

英語をマスターするために覚えなければいけない単語数は、

膨大です。

中高生になった時に、

積極的に単語を覚えようとする子を育てることの方が、

はるかに大事です。

 

では、具体的にどうすればいいのか、につては、また書きますね ^^